グローバルマーケットウォッチ 2020年5月10日
乗り遅れの心配もわかるが 2020年5月10日
5月に入り、我が国が連休で休みが多かったが、欧米株式、債券市場ともに総じて堅調を維持した。
日経ダウも週末、2万円の大台を回復した。
世界的にコロナパンデミックはピークを超えた感もあり、経済活動再開の動きを見せている。
2番底はもうないかもしれないという専門家の見方が俄かに増えてきた。
株式は先を見据え、上昇に転じたと説明できないではないが、戻りが早すぎる。
個人的には、ウォーレンバフェット氏と同様、マーケットは完全に底を打ったとは俄かに信じにくい。
大部分の個人投資家は、今回の急激な戻りについて行けていないのではないか。
買いのチャンスが戻って来れば、ラッキーというくらいの気持ちで、FOMO(乗り遅れの心配)から高値を追うのではなく、ここはじっくり情勢を見極めたい。
REITは買いの好機
先進国のREITは、一時、株式よりも大きく下げた。(東証REIT指数は高値から49%下げた)
ここに来て、戻ってはいるが、その後横這いである。
分配金利回りは野村東証REIT指数連動不動産投信でも
4.07%と高い。
今後の円資金のイールドハンティング(利回り狩り)の絶好の投資対象になるだろう。
分配金が若干下がることはあろうが、高確定収入という下値抵抗力もある。
NEXT FUNDS REIT INDEX ETF(1343:JP)分配金利回り:4.07%
Vangard REAl Estate Index ETF (VNQ:US). 4.17%
iShares Global REIT ETF (REET:US) 5.19%